ryobook-豊かな人生のために

管理者のryoと申します。高校生で読書にハマり、多様なジャンルの本を乱読してきました。読書の面白さや好きな本を伝えたいので、当ブログを開設しました!読書だけではなく人生を好転させられるような情報も更新していきます。今後ともよろしくお願いします!!

もみあげ『もみあげ流米国株投資講座』

投資について調べると検索サジェストに「米国株」というというワードが出てきませんか? 米国株について気になっている人もいるだろう。 そんなあなたに向けてオススメの本を紹介する。 基本情報 著者:もみあげ 出版社:ソーテック社 初版:2020年 難易度:★★☆☆…

林陵平『林陵平のサッカー観戦術』

大学に入学し、自然と夜寝るのが遅くなった。 それは海外サッカーを見るようになったからだ。高校3年生だった2022年にはサッカーワールドカップで日本代表が強豪ドイツ・スペインを破ってベスト16にまで進んだ。そこから2023年に入り、イングランドのプレミ…

林陵平『林陵平のサッカー観戦術』

大学に入学し、自然と夜寝るのが遅くなった。 それは海外サッカーを見るようになったからだ。高校3年生だった2022年にはサッカーワールドカップで日本代表が強豪ドイツ・スペインを破ってベスト16にまで進んだ。そこから2023年に入り、イングランドのプレミ…

音羽かおり『青色ピンポン』

この世には打ち切りになった神漫画が多数存在する。「あの漫画家が⁉」みたいな漫画がある。 今回紹介するのは音羽さおりさんの『青色ピンポン』だ。タイトルから想像できるようにこの漫画は卓球のお話。 その春、久々守秋人は高校入学を控えた15歳だった。 …

野田聖子『みらいを、つかめ 多様なみんなが活躍する時代に』|

今回紹介する本は野田聖子さんの『みらいを、つかめ』。このブログでは政治家の著書を紹介するのは初めてのことだ。 基本情報 著者 国をまたいだ協調 女性と政治 基本情報 著者:野田聖子 出版社:CCCメディアハウス 初版:2018年 ページ数:181ページ 難易…

田舎の引きこもりが京都に旅行しに行ったら迷子になった

私は田舎の引きこもり大学生である。大学4年間の間に日本一周するという「脱・引きこもり」計画のため、旅行の様子をブログに残しておこうと思う。 記念すべき第一回の舞台は「京都」だ。 京都と言えば歴史的建造物が多い印象がある。清水寺・伏見稲荷大社・…

【2024年3月号】『致知』の感想|「丹田常充実」正直どうだった?今を生きるリーダーとは?

さあ、今月も届きました!人間学を学ぶ月刊誌『致知』。 今月のテーマは「丹田常充実」。丹田常充実とは、生きていく上で丹田が常に充実し力に満たされていることが大事、ということを教えている言葉である。丹田に力を入れると健康と勇気を得るといわれてい…

夏目漱石『こころ』の解釈|日本最高峰の文学の新解釈、Kが賢すぎる件について

私はこの小説を何回読んだか分からない。小学生の頃、読書している奴が偉いという仮説があった。夏目漱石はインテリの象徴のような存在だった。漱石を読もう。そう思いすぐに書店へ行き文庫本のコーナーを見た。見つけた。しかし如何せん本が多くて迷ってし…

【ネタバレあり】「センセイ君主」の感想|波辺美波、竹内涼真、新川優愛

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【ネタバレあり】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの正直レビュー

基本情報 感想1-総評 感想2-ゲーマー目線では 基本情報 公開:2023年 監督: アーロン・ホーバス、 マイケル・イェレニック 個人的評価:★★★☆☆ ※ アメリカでは13.6億ドル(約2,000億円)もの興行収入を叩き出した amzn.to 感想1-総評 もう感想を述べる。個人…

【2024年2月号】『致知』の感想|立志立国、正直どうだった?致知を読んで思ったこと、考えたこと

短期の悲願、長期の楽観 事業主は自己犠牲が前提 短期の悲願、長期の楽観 今月のテーマは「立志立国」。日本について様々な考察が掲載されていて、非常に興味深い。 その中でも私が面白かったのは、「短期の悲願、長期の楽観」という概念だ。日本では短期的…

【2024年1月号】『致知』の感想|人生の大事、初めての致知を読んで私が考えたこと、印象に残ったこと

『致知』とは人間学を学ぶ月刊誌である。今回は『致知 2024年度1月号』の感想を記す。 [:contents] 基本情報 出版社:致知出版社 ページ数:145p 難易度:★★☆☆☆ おすすめ度:★★★★☆ 『致知』とは? いつの時代でも仕事でも 人生にも真剣に 取り組んでいる人…

【※ネタバレあり】青柳碧人『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』|正直レビュー、微妙?

基本情報 どんな本? 著者 感想1(正直、微妙?) ミステリーと言っていいのか? おすすめ? 感想2(良かった点) 著者・青柳碧人さんへ 基本情報 初版:2021年 出版社:双葉社 ページ数:280ページ(単行本)/334ページ(文庫本) 難易度:★✩✩✩✩ おすすめ度…

【※ネタバレあり】青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』

基本情報 どんな本? 著者 こんな人におすすめ 感想(全体を通して) 感想(ネタバレあり) 基本情報 初版:2019年 出版社:双葉社 ページ数:296ページ 難易度:★☆☆☆☆ おすすめ度:★★★★☆ どんな本? 私たちが小さな頃から親しんだ昔話を題材にしたミステリ…

南条あや『卒業式まで死にません』|乱れた心と強がりな私

基本情報 どんな本? 著者が伝えたいこと 著者 こんな人におすすめ 要約・あらすじ 管理人のつぶやき 基本情報 初版:2004年 出版社:新潮文庫 ページ数:332ページ 難易度:★★☆☆☆ おすすめ度:★★★★☆ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b…

森博嗣『小説家という職業』|小説家になりたかったら、本は読むな

今回紹介する本は、小説家の森博嗣さんの『小説家という職業』だ。ジャンルはエッセイ。いかにビジネスとしての小説家が誕生したか、が語られている。私自身、小説家になりたいとは思ったことないが、友達に何人も夢見ている人がいる。本気で小説が好きな人…

外山滋比古『異本論』|読者はもっと自由でいい・

『思考の整理学』を世に輩出した著者の「読者論」と帯に書いてある。正直な話私は、「読者論」よりは「読物あれこれ考察本」としてとらえている。本書に登場するのは、古典の条件や言語学、解釈論などの話である。 本書について 著者:外山滋比古 出版社:ち…

『自分の頭で考える日本の論点』出口治明|

経済成長、民主主義、核、9条、少子化、移民、安楽死、LGBTQ、グローバリズムなどなど。現代を取り巻く問題は異様に多い。中には、なんでこれが問題視されているのか分からないこともある。メディアが変に煽るせいで不安が広がることも多々ある。本書では選…

『本は3冊同時に読みなさい』佐藤優|知の巨人による読書案内書、ロシア中国から子供の教育、ゲーム依存症まで

現代における「知の巨人」と言えば、出口治明さん、内田樹さん、海外でいうとユヴァル・ノア・ハラリやマルクス・ガブリエル、サンデル先生などもあがるだろう。その中に佐藤優さんの声もあがると思う。 佐藤優さんは、ロシアを中心とする世界史や国際関係、…

『卵の緒』瀬尾まいこ|家族とは何なのか。愛、血筋、イエの構造

家族とは何なのか。この問いに誰もがぶつかったことがあるだろう。本書はそんな「家族」についての短編が2篇収められている。「家族」は複雑なもので、血が繋がっていても家族と呼ばない人たちもいれば、血が繋がってないのに家族という構造をとって生活して…

『人生の勝算』前田裕二|諦めない男はこう生きていた。努力、努力、努力の先にあるものとは

『メモの魔力』で70万部を超える特大ヒットを放った前田裕二氏。早稲田から外資系証券会社、DeNA、そしてSHOWROOM創業など、輝かしく見える著者の人生だが、苦悩の連続であった。そんな彼の人生が描かれているのが本書『人生の勝算』である。我々の想像を絶…

『代表的日本人』内村鑑三|日本が誇る偉人の人物伝

新渡戸稲造の『武士道』、岡倉天心の『茶の本』と並び、明治時代に英語で出版された三大名著のひとつに、内村鑑三の『代表的日本人』がある。本書は内村的日本の偉人を西洋に紹介きたものである。 著者の内村鑑三であるが、僕は本書を読む前には「不敬事件の…

『上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件』竜門冬ニ|愛が1番さ

江戸中期、財政危機に瀕していた米沢藩で斬新な改革を成功させた上杉鷹山。現在の日本人があまり知らない偉人である上杉鷹山はどのように改革したのか。 本書について 著者:竜門冬ニ 出版社:PHP文庫 初版年:1990年 本書は彼の人生を軸に経営方法を見てい…

『臆病な詩人、街へ出る。』文月悠光|臆病だって良いじゃない、私は私

これは繊細さんエッセイである。(私は勝手に呼んでいる。)著者の文月悠光さんは詩人である。本書は「臆病な著者が様々なことに挑戦するエッセイ集」であり、web連載がもとになっている。タイトルが個人的に好きポイント。 本書について 著者:文月悠光 出…

『読書力』斎藤孝|読書してないなんて論外ですよ?

現代の若者は読書量が少ない。いや大多数はないと言ってよい。私の高校の同級生なんて「年間読書量ゼロです」みたいな人達ばっかだった。 ちなみに1人だけ読書オタクがいて、彼は高校生にしてプルタルコス『英雄伝』や慈円『愚管抄』、ダーウィン『種の期限…

『先生はえらい』内田樹|先生論を読んだらアートについて考えてた

「自分は先生運が悪いな〜」という言葉を何度も耳にしたことがあるし、この記事を読んでくださっているあなたも思ったことがあるのではないか。そもそも「先生運」とはなんだろう。 本書ほ中高生向けに書かれたほんだが、「先生運」が悪いと感じたことがある…

『コアレックス英和辞典』旺文社|この時代に辞書を読む

「辞書を読む」この言葉には違和感があるかもしれない。というのも、辞書は調べる時にしか使わないし、なんなら今はインターネットが普及しているから、そもそも辞書を開かない人もたくさんいるだろう。今後の教育現場ではタブレットの支給により、辞書が淘…

『月と六ペンス』S.モーム|不可解な人間

『月と六ペンス』はイギリスの大作家サマセット・モームの小説である。死後に「天才」と評される画家の後半生を綴った物語。本書を読んだ私の感想は「言葉では表せないのに、スラスラ読んでしまった」であった。 本書について 著者:サマセット・モーム 出版…

『オスマン帝国 英傑列伝』小笠原弘幸|大帝国の表も裏、歴史と人間

先日トルコ・シリアにて大きな地震が発生した。死者は4万人を超えるという大地震であった。連日ニュースで目を背けたくなるような映像が流れている。 トルコ共和国は主に西アジアのアナトリア高原と東ヨーロッパのバルカン半島最南端の東トラキア半島に位置…

『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤|魂のぶつかり合い!やっぱりスポーツは熱い

サッカーのワールドカップがカタールで開かれたのは記憶に新しい。ここ最近でも、三苫薫選手がイギリスのリーグで大活躍している。異論はあると思うが、現在の日本で1番ホットスポーツはサッカーなのではないか。 しかし、私は他に推したいスポーツがある。 …