短期の悲願、長期の楽観
今月のテーマは「立志立国」。日本について様々な考察が掲載されていて、非常に興味深い。
その中でも私が面白かったのは、「短期の悲願、長期の楽観」という概念だ。日本では短期的には楽観な政策がよくとられている。特に岸田総理は「検討します」と言って問題を先送りにしている印象がある。楽な方向に流れてしまうというのは何も総理をはじめとする政治家だけでなく、日本国民の傾向に思う。かく言う私もそうだ。勉強したくないからレベルの低い学校を受けたり、きつい練習をしたくないから部活なくなんねえかなと思ったり、、、。
そこで目の前の課題に取り組むことで、未来を楽観できるということが語られている。非常に考えさせられる記事だった。
事業主は自己犠牲が前提
私は将来的には独立して小さな会社を経営していきたいと考えている。そのために現在は大学で勉強している。
本書で語られているのは、独立した当時に年中無休24時間、お客様からの電話対応に応じたという話だ。とてつもない精神力。素直に尊敬できる。以前にSHOWROOM代表の前田裕二さんの『人生の勝算』を読んだときに同じような感覚を受けた。
今回は特に「熱くなる話」が多かった。
とても良かった。