ryobook-豊かな人生のために

管理者のryoと申します。高校生で読書にハマり、多様なジャンルの本を乱読してきました。読書の面白さや好きな本を伝えたいので、当ブログを開設しました!読書だけではなく人生を好転させられるような情報も更新していきます。今後ともよろしくお願いします!!

もみあげ『もみあげ流米国株投資講座』

 

 

 投資について調べると検索サジェストに「米国株」というというワードが出てきませんか?

米国株について気になっている人もいるだろう。

そんなあなたに向けてオススメの本を紹介する。

 

基本情報

著者:もみあげ

出版社:ソーテック社

初版:2020年

難易度:★★☆☆☆

オススメ度:★★☆☆☆


 

米国株とは?

 米国株とは、その名の通りアメリカの証券取引所に上場している株式のこと。一般には米国ドルで取引されるのだが、現在のネット証券では円でも購入することができる。

 

米国株のメリット

  1. 株価成長力
  2. GDP成長率
  3. 人口増加
  4. 内需型産業
  5. 株主第一主義

 

 株価成長率とGDP成長率、人口増加は解説しなくていいだろう。アメリカは世界で最も経済が発展している国で、市場は国内にとどまらずグローバルに展開している。国をまたいだ企業が株価成長率が上がりやすいのは確かだろう。

またGDPも日本よりはアメリカが安定しており、人口増加率も先進国の中でもトップレベルであることは間違いない。

  内需は国内の消費によって稼ぐことでアメリカは国内の消費もレベルが違う。反対に 外需は貿易によって国が稼ぐことだ。

 株主第一主義とはそのままの意味で株主に対しての還元が手厚いということだ。 連続増配実積が日本に比べて桁違いだ。日本に比べても、米国株は魅力的だ。しかし注意したいのは米国株の配当には税金が日本よりも多く取られることでそれが難点。

 

個別銘柄の大前提条件

  1. 財務健全な企業を選ぶのは当たり前
  2. 長期的な将来性
  3. 企業が事業を営む市場規模と成長性
  4. ワイドモートを築いている銘柄
  5. CEOの魅力

 

 ワイドモートとは、その分野において他者を寄せ付けない圧倒的な強みを有していることだ。この5つは投資の基本的な法則だ。しかし5つ目のCEOの魅力という観点は興味深い。これは日本株にも言えることで、私も大切にしようと感じた。

 

 また本書にオススメ銘柄が載っていたけど、今は円安もあって株価が上がっているから買いにくい。しばらくは米国株は買わなくて良いかなっていうのが私の印象。昔に買った米国債券がここに来て生きる来るのが嬉しい。