文学篇
私はこの小説を何回読んだか分からない。小学生の頃、読書している奴が偉いという仮説があった。夏目漱石はインテリの象徴のような存在だった。漱石を読もう。そう思いすぐに書店へ行き文庫本のコーナーを見た。見つけた。しかし如何せん本が多くて迷ってし…
基本情報 どんな本? 著者 感想1(正直、微妙?) ミステリーと言っていいのか? おすすめ? 感想2(良かった点) 著者・青柳碧人さんへ 基本情報 初版:2021年 出版社:双葉社 ページ数:280ページ(単行本)/334ページ(文庫本) 難易度:★✩✩✩✩ おすすめ度…
基本情報 どんな本? 著者 こんな人におすすめ 感想(全体を通して) 感想(ネタバレあり) 基本情報 初版:2019年 出版社:双葉社 ページ数:296ページ 難易度:★☆☆☆☆ おすすめ度:★★★★☆ どんな本? 私たちが小さな頃から親しんだ昔話を題材にしたミステリ…
家族とは何なのか。この問いに誰もがぶつかったことがあるだろう。本書はそんな「家族」についての短編が2篇収められている。「家族」は複雑なもので、血が繋がっていても家族と呼ばない人たちもいれば、血が繋がってないのに家族という構造をとって生活して…
これは繊細さんエッセイである。(私は勝手に呼んでいる。)著者の文月悠光さんは詩人である。本書は「臆病な著者が様々なことに挑戦するエッセイ集」であり、web連載がもとになっている。タイトルが個人的に好きポイント。 本書について 著者:文月悠光 出…
『月と六ペンス』はイギリスの大作家サマセット・モームの小説である。死後に「天才」と評される画家の後半生を綴った物語。本書を読んだ私の感想は「言葉では表せないのに、スラスラ読んでしまった」であった。 本書について 著者:サマセット・モーム 出版…
サッカーのワールドカップがカタールで開かれたのは記憶に新しい。ここ最近でも、三苫薫選手がイギリスのリーグで大活躍している。異論はあると思うが、現在の日本で1番ホットスポーツはサッカーなのではないか。 しかし、私は他に推したいスポーツがある。 …
最近、電気代が高騰し家計を圧迫している。「給料は上がらないに、物価が上がっている」生活は苦しくなっていくばかり、と日々感じている人も多いと思う。新自由主義を掲げて、経済を活発化させているように見せて、実情は富める者が富み、貧しい者はさらに…
今回紹介させていただくのは、 スペンサー・クイン著、 『助手席のチェット』です。 あらすじ 元刑事の私立探偵バーニーに持ち込まれた女子高生失踪事件。彼は相棒の大型犬チェットと調査を開始した。警察犬訓練所を優秀な成績で卒業……はできなかったが、そ…