今回紹介させていただくのは、
スペンサー・クイン著、
『助手席のチェット』です。
あらすじ
元刑事の私立探偵バーニーに持ち込まれた女子高生失踪事件。彼は相棒の大型犬チェットと調査を開始した。警察犬訓練所を優秀な成績で卒業……はできなかったが、それでも優秀なチェットは、全力でバーニーをサポートする。チェットが犬の心、犬の視点で語り、全世界の犬好きの心を鷲掴みにした傑作『ぼくの名はチェット』の改題文庫化。本書を読まずして、犬好きと言うなかれ!
感想
この小説の売りは、
語り手が犬という設定です。
いやいや、そんだけ?
と思った方もいらっしゃるでしょう。
実は、語り手が犬だからこその、
人と犬のすれ違いがあり、
途中で、ちょっともやっとすることもあります(笑)
さらに、
人と犬の協力する場面では、
溜めていたモヤモヤが全て消えるくらいの、
感動が襲ってきます。
是非、この気持ちの変化を楽しんで頂きたいです!
今回は以上です。
ありがとうございました!!